点群データから平面図作成までを1つのアプリで完結
従来の点群データから平面図を作成する方法では、地形や地物・構造物が確認しにくいという課題がありました。その課題を解決するのが「ボールド点群テクノロジー」を搭載した全く新しいCADシステム「ANIST(アニスト)」です。
ボールド点群テクノロジーは、点の隙間を埋めることで視認性を向上させ「見えなかったところが見える」ようにします。
これにより、地形や地物・構造物をより明瞭に確認でき「描けなかったところが描ける」ようになります。
平面上でも点群ビュー上でも、図形を確認しながら作図や編集ができるので、平面図作成の品質を大幅に向上させ、均一した品質の成果を作成することができます。
ボールド点群テクノロジー搭載のANISTで、これまで以上に効率的かつ高品質な平面図作成を実現します。
最新情報
点群から平面図を作成するお客様へ
こんなことで
お悩みではありませんか?
ANISTなら
全て解決できます!
点群描画と平面図作図をワンストップで実現
ANISTは1つのアプリの中で、点群描画とCAD図面作成の2つのエンジンを併せ持つ新しいアプリケーションです。従来の、点群描画アプリと測量CADシステムを必要としていた点群から平面図を作成する作業はANISTで完結します。
点群空間上で測量の図式を配置し、仕上がっていく図面も同時に確認。メッシュや方位・図枠などの整飾ツールも搭載し、点群空間とCAD双方が連携したスピーディーな図面作成が可能となります。
CAD図面プレビュー
点群空間上で作図した内容をリアルタイムに反映するCADプレビュー。図枠や方位・メッシュなどの専用作図ツールの加工も可能です。
CADコマンド
線や文字、寸法などの汎用コマンド、フィット・面取りなどの編集コマンド、地図記号や測量特殊線・法面・路面表示などの測量図式専用コマンドなど、平面図を仕上げるためのコマンドを搭載します。
点群描画
マウスホイールに対応し、必要な高さの点群を取り出せる点群上部カットや、点群のボールドからアンボールドを変える点群サイズ、グレースケール対応の反射強度など、強力な機能を搭載し点群空間をスピーディーに整える点群描画設定を用意しています。
点群空間
点群を利用した「スピーデイーかつ正確な図形作図」に焦点をあてた「ボールド点群テクノロジー」を搭載しました。拡大表示時でも「何の点群か?」の情報を視覚的に損なうことなく作図図形の構成位置が選択できます。図面内容を点群空間上でも確認しながら作業を進められます。
2画面編集
CAD 図面プレビュー(編集進捗確認や整飾)やCADコマンドをセカンドモニターに表示して点群空間上で集中編集することも可能です。CAD コマンドは点群空間上で操作でき、コマンド履歴からも使っているコマンドをすぐに呼び出せます。
直感操作で作図
最少の手数で最良の作図をかなえるためCAD コマンドのつくりを洗練しています。たとえばマンホールなら「2点配置」が直径で指示でき、寸法ガイドによってきりの良い数値をマウス位置から割り出して配置できます。こうした工夫を図形を描くすべてのコマンドに用意しています。
平面図作成のための多彩な点群表現「ボールド点群テクノロジー」
「ボールド点群テクノロジ一」は、ANIST に新しく搭載する点群描画エンジンです。点群の球体表現とその膨張・収縮を自在に操ることによって『その点群が何であるか?』を示すANISTのキーテクノロジーで、表示の拡大・縮小の行き来など、点群からの図面作成で最も時間がかかっていた部分を大軽減します。
点群の球体表現
点群を擬似球体で表現し、球体ごとに光を照射するエンジンで点群を滑らかに表示し、ドットによるギザギザではない物体構成のつながりを表現します。 さらに光と影がこれから結線しようとするあらゆる”境目”その点群が何であるかを明確にします。
陰影と境目
Ball(球体)状のすべての点群に照射された光と影が点色表現にプラスして、僅かな段差や境目を自然に明らかにします。
滑らかさと繋がり
四角のドットとは異なり点群を球体で表現するため作業環境は滑らかに形をとらえて表示され、その連続性から物体とノイズも瞬時に見分けられます。
球体の膨張・収縮表現
「Balled」によって球体で表された点群は、編集作業のそのときに膨張あるいは収縮できます。1つ1つの球体点群の大きさを自在に操り、点群濃度の低い箇所でも「何の点群であるか?」を明らかにし、点群同士の遠近関係も明確にします。
膨張と収縮・穴埋め
点群の球体はボールド(膨張)・アンボールド(収縮)自在で、空間を埋め点群の薄い箇所や拡大表示時でも点群同士の繋がりを明らかにします。
遠近・奥行き
ボールド点群は、手前ほど大きく奥ほど小さく表現されるため、ドットではわからなかった点群の前後の関係(遠近・奥行き)がCAD 編集に活用できます。
基本スペック(推奨環境)
対象OS | Windows 11 Pro / Windows 10 Pro 64 bit |
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プロセッサ(CPU) | インテル®Core™i7 以上 |
メモリ(RAM) | 32GB 以上 |
ディスク空き容量 | 1TB 以上 |
グラフィック |
NVIDIA GeForce グラフィックボード VRAM 4GB 以上 OpenGL3.3 以上 |
ディスプレイ | 1920×1080 |
インターネット接続 | 必須 |