「かゆいところに手が届く!」
三次元設計データ
作成・編集ツール
GrandBaseは、最新のJ-LandXMLに対応した三次元設計データ作成・編集ツールです。路線計画や二次元縦横断計画図面・計画座標点から設計や施工のための三次元設計データを作成でき、3Dビューで直感的に設計成果を確認し、平場設計や法面据付、延長処理など施工計画で“かゆい所に手が届く”便利機能を搭載して、再リリースしました。 複雑な操作を覚える必要はなく、すぐに使いこなせるシンプルさが魅力です。
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設計と施工をつなぐ現場対応の機能
「平場」サーフェスを自由に作成
切土・盛土サーフェスもまとめて自動生成!
現場での資材・車両置き場をはじめ平坦な場所「平場」をマウスクリックで作成でき、三次元設計データとしてサーフェス登録できます。 ※ 座標値による作成も可能です。
平場の作成と同時に切り盛りの法面も同時作成でき、地形サーフェスや他の平場に摺り付けた法面サーフェスを自動生成します。
「3D 現況地形作成オプション」で点群から作成したメッシュデータを地形サーフェスとして利用したり、地形サーフェスを含めたすべてのサーフェスを「メッシュ編集」により再構築も可能です!
法尻処理をすばやく最適化
目視では判別不能な法面の擦り付け・延長をサポート!
横断計画の法尻と地形サーフェスの間にすき間があるような場合、ICT建設機械(MC/MG)は、処理できず作業の中断を余儀なくされる場合があります。GrandBaseでは、機械的にまとめて横断計画線の法尻を地形サーフェスに摺り付けたり、地形サーフェスを一定量通過した法面の延長線を作成し、設計データにできます。
設計データの一部のサーフェスの延長(地形サーフェスに食い込む形)に簡単にアクセス。建設機械側でのサーフェスを指定した掘削や法尻が地形に到達していないことによるエラーの解消を未然に防ぐことができます。
法面「巻き込み部」3点作成
設計データ端や平場に 後付けの法面「巻き込み部」作成!
法面サーフェスの縦横方向のすき間に扇形形状の「巻き込み部」を3点指示だけで作成できます。MC・MGに求められるデータには、空白部分によって機械が止まることを防ぐ必要があり、「巻き込み部」の作成や「法面の延長」機能はとても重要になります。
道路を主体としたLandXMLは、横断方向のみの法面があるケースがほとんど。GrandBaseでは、工区の区切りや平場・線形の端部にも進行方向の法面や「巻き込み部」を後付けで作成することが可能です。
舗装構成を考慮した掘削線
横断計画構成をICT施工向けの掘削線に!
横断の設計データでは舗装の各層が細かく構成されている場合があります。GrandBaseでは舗装面・路床・路盤を考慮し余裕幅を持った掘削位置の施工データへと簡単に加工できます。加工はサーフェスに反映し、必要なサーフェスのみの設計データ出力ができます。
設計図面の横断計画を施工時に掘削(あるいは粗掘削)する形状を簡単に作れます。横断距離- 計画高の入力や図面からのスナップ、折線の抽出に加え、「摺り付け計算」によって構成点をオフセット位置(離れ・勾配・法面比による)に変更できます。
「矢高」チェックとサーフェス補間
サーフェスの大まかさ・きめ細かさをワンタッチで!
道路直線部・曲線部それぞれにサーフェスを分割する補間距離の設定が可能です。曲線部を構成する矢高のチェック計算・弦長の確認と連動し、サーフェスのきめ細かさを補間距離の設定のみで簡単にコントロールすることができます。
※上図の水色線は、サーフェスのきめ細かさの変化を分かり易くしたものです。
施工段階(仮掘削や最終整形などの段階)にあわせた必要とするサーフェスのきめ細かさの設定や、線形形状の直線部・曲線部ごとのサーフェスのきめ細かさへの対応を、中心点・横断面をあえて生成する必要なく簡単な補間間隔(距離)の設定から実現します。
従来手法の延長からでも三次元設計データ作成に手軽に取り組める。
- 平面図・縦横断図・線形SIMA・標高点を活用できます。
- 既存の二次元図面から三次元設計データを作成できます。
動作推奨環境
| 対象OS | Windows®11 Pro |
|---|---|
| CPU | Intel® Core™i7以上 |
| メモリ(RAM) | 16GB以上 |
| ディスプレイ | 1920×1080 |
| ディスク空き容量 | 2GB以上 |
| インターネット接続 | 必須 |
| OpenGL | OpenGL 1.1以上 |
| Direct3d | Direct3d 11.1以上 |
