60余年にわたり総合コンサルタントとして、社会資本整備に伴う測量・調査・ 計画から設計・維持管理・評価検証に至るまで、その技術力を惜しみなく社会 に提供されている企業です。

現在注力されている分野は何ですか？

既存の測量の枠を超えた分野への挑戦 注力している分野としては、今後3次元の取り組みにとして、UAVの活用に注力をしております。 既存の測量の枠を超えたところに力を入れていきたいと思っており、様々な測量機器と合わせて点群データをとっていければと考えております。 具体的に3次元点群データを多く活用している業務は、森林区域の測量や地形測量、横断測量、災害関係でも使っております。

WingEarthを導入した経緯は？

事前に3次元への対応を済ませる 当初は時代の流れから3次元に対応しておかなければならないということから、災害で3次元点群データを活用しようと思ったところから地上型3次元レーザースキャナーとWingEarthを導入しました。 WingEarthを選んだ理由はWingneo®︎INFINITYとの連携が出来る点でした。
Wingneo®INFINITYとの連携機能も有効ですが、WingEarthは点群データ編集ソフトでありながら図形が描けるところが良かったです。 他社では図形が描けなかったのでその点が良かったです。
強化して欲しい点は、動画を作るための機能です。最終的にはお客様にお見せして喜んで、感動してもらいたいので、そこまでの動画作成機能 を今以上に自由自在に作れるようにして欲しいです。
導入して実施に触ってみて、「こんなことや、あんなことができるのではないか︖」と社内で活用案を募集し、質問に対して答えていきました。
出てきたものの一例として、維持関係でアンダーパスの計測で見える化をして欲しいという要望があり、現場は測るだけで、あとはソフトで自由に 触ってもらいました。
それ以外として、点検系では電線の高さ、森林系では樹高や幹回りを測っています。

WingEarthを導入した前と導入した後の変化はどうですか？

災害現場が1番活躍しています。人が行けない危険なところへ行かなくても測れるようになり、断面を作成出来るので効果が出ております。 また、取り忘れが無いので再測が無いという点も効果も出ています。遠い現場の時は、なおさら人と時間の効率化はありがたいです。 さらには、点群データで大切なのはフィルタリングでいかのそこで時間を稼げるかが重要だがWingEarthはそれを達成してくれています。

3次元計測・WingEarthの導入した効果はどうですか？

3次元計測をしていれば、断面を追加で欲しい時でも現場に再度行く必要が無く、ソフト上で
断面が切れるので、現場が1回で済むので効率化につながってます。
WingEarthの効果的な機能は、フィルタリングと図形が描けるというものと、新たに追加された
スライスの機能は効果的に使っております。
今までは単純に平面図を見せて説明していましたが、WingEarthの導入後は、3次元のデータをモニターで映し、360°回転させながら立体的 にデータを見せたり、映像と組み合わせたデータを見せてあげることで、クライアントの反応は良く、評価はかなり高くなりました。
それが表彰にもつながりました。

今後の展望

BIM・CIMの関係で全て3次元ということが求められてきておりますが、全てが出来るのかは試行錯誤の段階です。
また、ソフトの方もさらに技術革新されることを期待しており、縦・横・高さを見ながら作業をすることは、人が目で見てやるのは困難なので、ソフト で解決して欲しいところです。

今後アイサンテクノロジーに期待することは？

新たな技術で業界の発展を願います。
点群やUAVを測量で使えるようになると業界の発展と働きたいとういう人も増えることを期待しております。
その為にWingEarthにはシミュレーション機能やビューア機能を強化して欲しいです。
成果品もビジュアルが大切になってきておりますので、その点の強化を期待しております。